静岡市 暮らしに寄り添う、モダンファサードと庭景色
建売住宅の外構デザインをご依頼いただきました。建物の持つ直線的でモダンな意匠に合わせ、ファサードには大判タイルを使用した重厚感のある壁を設け、外部からの視線を遮りつつ、内部にやわらかな緑を届ける空間構成としました。
門まわりはシンボルツリーを中心に据え、ライティングによって昼夜で異なる表情を楽しめるよう計画。夕暮れ時には、壁面と樹木の影が重なり、住まいに温かみと奥行きを添えます。
室内からの眺めにも配慮し、ダイニングや窓際からは枝葉が揺れる景色を切り取るようにデザイン。日常の中で自然を感じながら、落ち着きと心地よさを味わえる時間が流れます。
また、デッキスペースは庭とのつながりを生み、家族が外へと自然に誘われる場所に。プライバシーを確保しつつ、開放感を得られる住まいのもうひとつのリビングとなっています。
建物と庭が調和し、住まい全体が一体となることで、シンプルでありながら豊かな暮らしを彩る外構が完成しました。