築10年以上が経過し、大きくなった植木と芝生を整理して、古く汚れてしまった門壁とアプローチを一新したいというお話から始まりました。

門壁には明るい色の天然石と木彫のアルミ笠木を採用し、以前のような笠木レンガから垂れる水垢に悩まされることの心配のない、明るくも重厚感のあるデザインとしました。

アプローチの床面は門壁と同じ石材、階段の蹴上にはアプローチの左右にある花壇の石材を使用し、それぞれに繋がりのあるデザインとしています。

駐車場の裏側の芝生だったスペースはアプローチと同種の石材にてアプローチと駐車場、お庭の水栓を繋ぐ小道をつくりました。小道に使用した石材はアプローチよりもサイズを変えることで繋がりのある中でシーンが変化していく様子を表現しています。

緑量は以前よりも少なくなりましたが、天然石ならではの味わいのあるエクステリアへとなりました。